理解力がない子

2010/04/18

こんにちは。
「行列ができる幼児教室」統括本部所長 荒関洋子です。

今週のご相談は、
本部校へ通っていただいております、
5歳女の子のお母様から頂きました。

●○●○●○===============
うちの子はボーっとしていることが多く、
わたしが言ったことをすぐに忘れてしまうし、
簡単な指示でも理解していないことがよくあります。

例えば、
「これが終わったらお母さんを呼んでね。」と言ったとすると
まだ終わっていないのに、
「おかあさ~ん。」と呼ぶのです。

それからよーく考えることも苦手なようです。

来年小学校へあがりますが、
今のままで勉強についていけるか心配です。
===============○●○●○●

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
☆★荒関式解決法★☆

===============================

ことばの記憶力を高めましょう!
===============================

このことは、このお子さんに限らず
全ての子供さんにとって大切であり
学ぶ上で重要なポイントです。

ママのできることから始めていきましょう。

まず最初に、このようになっている現状を
打破していくための方法を述べます。

ママの話し方を変えることです。

こういうお子さんのママは
往々にして、はっきりと話していらっしゃいません。

口をはっきりとあけ
主語述語を入れた文章で話しましょう。

指示する言葉においては、
してほしいことを
少し大きな声で忘れないような
言い方で話しましょう。

つまり、大人が望む答えや行動を
お子さんにさせたいのであれば

その子にとって
何をどのようにしていってあげるかの
アイデアを考える行動力を
ママをはじめ周りの大人が持つことです。

又、英語の文法のように
相手に伝えたいこと
やってほしいことなどを
先に言う話し方をしましょう。

日本語では
「さきちゃん。テーブルの上の、
黄色い袋のおやつをもってきてね。」

英語では
「さきちゃん。もってきてね。
黄色い袋のおやつ、テーブルの上にあるよ。」

こうすると子供さんはまずテーブルまで行きます。
自然に黄色い袋が見えます。
自然に手に取ります。

日本語だと 「もってきてね。」
という言葉が頭に残り
どこからなにをもってくるのだっけ?

となってしまい、立ち往生してしまうのです。

もし指導者もこのような点に気をつけて
指示をだせると
多くの伸び悩んでいるお子さんも伸びます。

私も過去3千人を指導させていただいた中には
様々なお子さんがいました。
障害をお持ちのお子さんも数々いらっしゃいました。

その1人1人にあった指導法を
授業終了後に考えては
次の授業で行い
そして又改善することを繰り返してきました。

彼らが私に残してくれたこと
それは、
今私がこういったどんな質問にも答えられる力です。

いろんなタイプの子供さんがいて
伸び悩んでしまう時もあるかもしれません。

経験の浅いママや指導者の方々
どうぞお子さん達のために
私に質問を投げかけてください。

Copyright© 2012 「言葉がでない、言葉が遅い」言葉の遅れが心配なママへ ことばの教室、言語訓練なら「荒関式ことば発達法」 All Rights Reserved.