テレビの子守は恐ろしい!!!
こんにちは。
「行列ができる幼児教室」統括本部所長 荒関洋子です。
今週の相談は、
2歳7ヶ月男の子のお母様からの質問です。
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うちの子は2歳7ヶ月になるのに、話しません。
かろうじて「ママ」は言いますが、
それ以外に話す単語はほとんどありません。
「トーマスはどこ?」に対して指差しはするようになりましたが、
それもつい最近です。
荒関先生のホームページに
”テレビは百害あって一利なし”
と書いてあるのを見ました。
実は、1歳半ころまではうちの子はもっと、
いろいろな単語をしゃべったんです。
でもその頃からテレビをたくさん見させるようになりました。
多かった時は一日10時間以上見せていたと思います。
今は3時間ほどにしています。
テレビを見せないと、怒って泣きわめきます。
おそらく言葉の遅れの原因はテレビだと分かってはいても
やめられません。
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☆★荒関式解決法★☆
テレビに子守をさせるがごとく
生後からずっとテレビのすぐそばに子供さんを
置いて育てておられる方がいらっしゃいます。
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本当に恐ろしいことです。
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テレビを見ているときの脳は
あまり疲れません。
ほとんど何も考えられないからです。
従ってずっと見ることも可能です。
しかし
0歳から6歳児の脳は急激に発達する時期だ
ということを忘れてはいけません。
その時期に毎日テレビを何時間も見せていれば
見せていた時間分だけ脳の発達は
通常のなん分の1かになっていたということになります。
特に言語において、人間の脳は
人間のことばでのみ発達するといわれています。
ことばの習得期の0歳から2歳児にとって
テレビから流れる音声は
ことばの習得の妨げの何者でもないということです。
子供さんが本当にかわいかったら
現在のお子さんの状況を考えると
7歳になるまで
テレビを見せない覚悟を持たないと
取り返しがつかないことになりますよ。