夢が持てる子どもに
2015/08/22
職業についての夢を持つには、自分の好きなものが何であるのかを自分自身が知っていなければなりません。
「こういうことが好きだなあ!」と感じる心が必要なのです。
好きなことは、家庭や学校を中心とした子どもたちが多くの時間を過ごす場所で感じるものです。
人は脳でそれを感じ取ります。
つまり、心は脳に存在するといっても良いでしょう。
ですから、知能を高めると同時に情操面も大切に育んでいきましょう。
成績が良いことが、生きる上で最も大切であるかのように育てたら、大学生になった途端に、次は何を目指して行けば良いのか迷い出してしまうでしょう。
私は、新卒入社といわれる大学 4 年生の面接を長年してきました。一次面接では志望動機を上手に言えても、好きなものが何であるのかを話してもらう内に途端に辻褄が合わなくなってしまう大学生の多くを見てきました。
好きなものが何であるのか、そしてそれを将来の仕事にして行くためにどうしたら良いのか。
このことを、自分の頭でしっかりと導き出せる心豊かな人に育んでいきましょう。