荒関式ことばの教室～個別編～
荒関式ことばの教室 5歳7ヶ月ひろ君（仮名）指導日H26年8月20日
神奈川県からひろ君がママとおばあちゃんといらしてくださいました。
ひろ君は、日頃ママと2人だけの生活をしています。
パパとはひろ君が2歳の時にママがパパと別れたのでそれ以降会ってないそうです。
妊娠中からパパによる言葉のDVが激しく苦しんだそうです。
そのせいか、ひろ君が生まれてもママはひろ君に話しかけることにもあやすことにも無気力な日々が続いたそうです。
離婚をし、我に戻った時には、ひろ君の発達が他の子と大きく差がついていたそうです。
私がメール相談を受けている中にはこうした悩みをお持ちのママが結構おられます。
人は、心で動く生き物です。
子育ても、心が痛めつけられている時には本来の言動がとれなくなるのです。
ひろ君は、5歳にもかかわらずおむつを当てていました。
言葉というより奇声だけでした。
おばあちゃんは、ひろ君が少しでも良くなればと最近は、頻繁に会いに来てくださるそうです。
5歳まで言葉を出させてもらえなかった子の状態は本当に大変です。
2,3歳児の症状改善指導と違い体力が相当必要です。
ママを抱きしめ今日も全力投球の指導が終わりました。
