ことばが出てこないとは
2015/05/20
原因の一つ呼吸の援助である縦抱っこではなく横抱っこ中心の育児
哺乳類は生まれ出た瞬間からしばらく母親が赤ちゃんを舐めて呼吸の援助を行う。
人間で言えば、生後3ヶ月までがこれに匹敵する。
犬や馬などは赤ちゃんの体を舐めて口のなかに残った羊水を吐き出させたり目の周りについた粘膜をとったりする。
しかし、それ以上に生きる上の重要な刺激をあたえている。
その刺激の意味は、呼吸につなげることである。
ライオンや馬、犬などは赤ちゃんを抱っこできない。
だから、舐めて呼吸を援助する。
しかし、それでも呼吸を上手にできない赤ちゃんはそのまま見捨てる、それが動物だ。
人間の赤ちゃんは見捨てるようなことはない。
ただし、呼吸が上手くできていないことに気がつかず
子育てを行い、ことばが出てこないことに驚く。
生後3ヶ月間の子育てで、ことばの遅れはスタートされていたことになる。