言葉の遅れ・言葉が出てこない
2020/10/29
言葉の遅れ・言葉が出てこない
先日頂いた御相談のメールを拝見させて頂きました。
お孫様の言葉の遅れをとても心配されている御様子でしたので、
今後の参考にして頂ければ幸いです。
私はこれまで、言葉の遅れがあるお子様や障害を抱えたお子様を沢山指導してきました。
その中には、知的な障害を伴わない言語発達遅延のお子様。
脳が何等かのダメージを受け手足の指が曲がって産まれ、
2歳までに脳からの様々な指示が上手く伝わらないまま成長してしまったお子様等です。
『荒関式ことば発達法』は、知能教育を施し、言葉を促す方法です。
言葉において大変効果的な内容となっております。
言葉というものは、単語を教え込むものではなく、脳の中で数や形を理解し合成して作られていきます。
こうした理論を踏まえ、荒関式ことば発達法は生み出されました。
そして何より、私がこれまでのキャリアと経験から学び得たものは、十月十日母体で育ちへその緒で繋がっていた母親とは、
この世に生を受けた後もやはりずっと心は繋がっているのだという事です。
母親が妊娠中に心の病に掛かっていたり、又はその後掛かってしまった母親の子供はそういった影響を受けやすい傾向にあります。
つまり、言葉が出てからも親の心の影響を受け続けるという事です。
母親の心の安定。
これこそが脳にとって最も大切な事であり、言葉は言霊、心が育てるものという事を私自身学びました。