荒関式ことばの教室~個別編~
荒関式ことばの教室 3歳9カ月はやと君(仮名)
今日は千葉県からパパとママと一緒に車で来られました。
今までも、遠方からたくさんの方に来て頂いております。
本当に大変な思いで来られていることを、いつも感じておりました。
私もそのお気持ちにお答えできるよう、指導をさせて頂いてきました。
1人ひとり丁寧に指導を重ね、多くのお子さん達を見させて頂いてきました。
そのベースにあるのは直接の指導をさせて頂いた4千人の健常児。
そして、関わってきた2万人の健常児です。彼らから学んだ事の上に問題を抱えたお子さん達を重ね合わせます。
そして、違いをうめる改善方法を瞬時に決め、その場で指導に取り入れていくのです。
今日のはやと君の特徴は、爪先立ち歩きと多動。
そしてよだれ。
言葉は、5個程度でハッキリとしておらず聞きとれない。
てんかんのくすりを飲んでいるとのこと。
てんかんの薬は、脳のストレスが取れてくると徐々に服用しなくてすむようになってくるということを私の生徒さん達がこれまで証明してくださってきました。
幼児のストレスとは、呼吸の浅さからくる言葉の未発達です。
はやと君に20分ほど知育をし、その後ぎゅーと5分間ほど抱きしめ呼吸を深くさせました。
勿論じっとはしていませんから、逃がさないようにぎゅーっとです。
その後、はやと君を腕から放すとニコニコして遊び出しました。
つまり呼吸が楽になっている状態なのです。
知育30分を2回と抱っこ療法をお見せし、ご両親への指導を1時間ほどして
今日の指導を終えさせて頂きました。