荒関式ことばの教室~個別編~
荒関式ことばの教室 3歳9カ月ひろと君(仮名)
今日は雨の中京都から新幹線でママとおばあちゃんと一緒にヒロトくんが来てくれました。
ヒロトくんのママの悩みは、言葉が増えないことはもちろんオムツが取れないことと、ところかまわずの奇声と噛みつくこと。
ヒロト君は生後6ヶ月から保育園に通っています。
ママはヒロトくんを妊娠中にご主人だった人から言葉のDVによりひどいストレス状態だったそうです。
こういう場合生まれてきた赤ちゃんの脳は微細なダメージを受けています。
指も曲がっていることが多いです。
ヒロト君の右手の小指はひどく曲がっていました。
右足首も、内側に曲がっていました。
そのため、転びやすく重心が傾いていました。
まずはヒロト君をねかせて、足の長さの違いの揃え方をママに教えさせて頂きました。
知育に入り、ヒロト君の気に入らないことだと何度も噛みつかれそうになりました。
しかし私はそういったことには慣れているので上手にかわしました。
ヒロト君に合った知育と運動を組み合わせて指導をするとさっきまでしていた爪先立ち歩きもおさまり奇声と噛みつきもなくなっていきました。
知育は脳を心地よくし、運動は呼吸を深くします。
こうしたヒロト君にあった方法をママに伝え、今日の指導を終えました。
つまり呼吸が楽になっている状態なのです。
知育30分を2回と抱っこ療法をお見せし、ご両親への指導を1時間ほどして
今日の指導を終えさせて頂きました。