ことばの教室と言語訓練ではしゃべれない理由
私のところには、毎日のように全国からお子さんの言葉のことで相談メールがきます。
その内容の中に決まって書かれていることがあります。
それは、「市で行っている言語訓練に行っていますがまったく効果がありません。」
「ことばの教室に通うように言われ1年以上通っていますがまだ何もしゃべりません。」という内容です。
ほとんどが3歳児以上のお子さんです。5歳児もかなりいます。
なぜ効果が出ないかというお答えをあえて言わせていただければ言葉とは、子どもが勝手に話すものではなく母親が導くものだからです。
そこを市の機関の方々がはっきりと伝えないので勘違いが生まれ不信感になっていると思います。
とは言いましても、市の機関の方々が家庭での言葉の導き方をご指導できるかどうかは分かりません。
やっていただいたということも聞いたことが1度もありません。
私の指導法は子どもさんに約1時間の個別指導。
保護者に家庭での方法を1時間半かけて指導します。
その指導を月に1回ずつで3回くりかえすと、ほとんどのお子さんは言葉が出てきます。
6回すれば99%のお子さんは会話ができます。
頭がよい子と言われるようになる子もたくさんいます。
しかしそれは脳が完成する6歳未満までであり、できるだけ3歳3ヶ月に近い年齢で出会いたいといつも思います。
5歳を越えると、言葉のでなかった後遺症が少し残ったまま育っていくことになるからです。
『荒関式ことば発達法』により言葉を導き出された方からのお喜びの声を見る
『荒関式ことば発達法』の詳細を見る